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ある土曜日の午後

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息子の友人が我が家の介護部屋に集合。
Yくんの結婚式での出し物の打ち合わせ。

Yくん、おめでとう!

中学校のサッカー部で、
小柄なYくんは、いつも「いじられキャラ」でした。

大学生になったばかりの頃、
ご尊父様の葬儀で喪主を務めるYくんの立派な姿を目の当たりにして
サッカー部の面々は「スゲー」と、感嘆を漏らしました。

大学3年生のとき、
お母様が「若年性認知症」と診断され、
Yくんは、「お母さんが僕を分かるうちに近くに居たい」と言って
1年間、大学を休学しました。

Yくんをラーメン屋に誘うと、Yくんはお母さんを連れてきました。
だから、若者に交じってお母さんが一緒にラーメンを食べるのは、とても自然でした。
Yくんと同年代の仲間たちに、とてもいい影響を与えてくれていたと思います。

Yくんは、お兄様の葬儀でも喪主を務めましたね。
バイト先のコンビニでは強盗に襲われたこともありましたね。
いろいろあったのに、Yくんは、すごいです。
カエルの解剖では、ナイフ裁きがお見事でした。

Yくんが小学生だった時、ブランコから落ちたことがありました。
Yくんは、とても我慢強いので「大丈夫です」と、言っていました。
後で聞いたら、骨が折れていたとのことでした。
あのとき、すぐ救急車を呼んであげればよかったなあと、後悔しています。
ごめんねYくん。 痛かったよね。
・・・と、いろんなことを思い出しました。

近所のスーパーで

いいもの見つけました。

少子化で、お菓子業界も生き残りをかけてのことかな?
スナック菓子が、ここまで進化。
かっぱえびせん
油不使用、塩分カット、カルシウム入り。

これ、「高齢になってからの・・・」というパッケージにしても
ターゲットは広がるんじゃない?

おやつ
相変わらずスナック菓子が大好きな父が、さっそく試食。
問題なくパクパク完食。

年末年始、今日からデイサービスがお休みの9日間、
お菓子を食べながら、のんびり過ごしましょう。

保健センターで

市が行う4か月児健康診査では、育児の話・問診・発達チェック・計測・内科診察を実施している。
その健康診査を受けるために、保健センターを訪れた養育者を対象にお話しをするのが私の役割である。
私の話しは、一度に10人から15人を相手に10分程度のものだ。

8年前になるであろうか、私に4か月児健診の講師依頼がきた。
そのことは、私のこれまでの活動が認められた証であるように感じられ、とても嬉しかった。
しかし、健診が目的の養育者には、小さな子どもを連れて外出するだけでもご苦労があるのに、私の話しなど余分なのではないか?という疑問も湧いた。
知りたい情報はネットで収集できる時代に何を伝えるの?という感もあった。

ところが、 前任者から「早寝早起き朝ごはん 」「幼稚園に入るまでにオムツを卒業 」などを伝えて欲しいという要望があり、4か月児を養育している人にその内容を?と、違和感を持った私は、話す内容を真摯に考えることとなった。

教科書通りの子育てをするには、教科書通りの環境・素性が整っていることが条件であろう。
環境・素性には自分の努力で補うことが不可能な事柄も含まれている。
老いてしまえば、それらの事柄を悩んでも仕方ないと諦めもつくが、
命を育てる若い母にとって、それは酷な悩みとなるであろう。
だから、私は悩む危険を孕んでいる人には、逃げ道があることを心に届く言葉で伝えておきたいと思う。

まずは、お子さんが誕生して4か月が過ぎたことに対しておめでとうございますと祝福したい。
でも実際は、想像していた可愛らしさだけではなく、夜中に起こされたりして結構大変な4か月だったかもしれない。

乳児は4か月になると、いつも自分の世話をしてくれる人の顔を覚えるそうだ。
泣くと、いつも同じ顔が現れて、オムツを替えてくれたり、お腹を満たしてくれたり、快を与えてくれることを分かっていると言われている。
その繰り返しが乳児の信頼感を育む。それが安心感の土台だ。
その土台ができていれば、保育園、小学校、中学校、、、と、大人になってもいろいろなことに挑戦できるようになるそうだ。
人生、すべてがうまくいけば良いのだが、たとえ失敗しても安心感の土台があれば、また立ち上がれるというのだ。
すごく大事な時期に携わっているということに、養育者の皆さんは、何はともあれ自信と誇りを持って良いのだ。
この大事な時期、子どもが泣いたら声を掛けて顔を見せ、お腹を満たしてあげたり、オムツを替えてあげたり、抱っこしたりが大切なのだ。
できれば、笑顔を見せてあげると、なお良いらしい。
でも、どうして泣いているのか分からない時もある。
養育者は赤ちゃんの世話だけではなく、家事もしなくてはならない。
こっちが泣きたい時もある。
いつも笑顔でいるなんて、難しい。
だから、思い出したときに笑顔をつくってみよう。
笑うことが難しい状況だったり、笑顔のつくり方が分からなくなりそうになったりしたら、
保健センターでもいいし、子育て支援センターでもいいから、出かけて行って話そう。
何でもいいから話そう。
電話相談でもいい。
とにかく、一人で背負わないように。

師走。街はクリスマスだの、カウントダウンだのと賑やかだ。
しかし、乳児の世話をしていると、昨年の年末と同じようなわけにはいかない。
カウントダウンのイベントも今年は行けないかも。
年末の大掃除を毎年きちんとしてきた人は、ちょっとつらいかもしれないけれど、
今年は掃除を我慢かな。
だって、無理して風邪でもひいたら大変。
お子さんが1歳になったらリフレッシュ保育に預けることができるので、
良い季節に預けて掃除をしよう。
カウントダウンに替わる何かを見つけて、リフレッシュできるといい。

10分程度のお話しで、涙ぐむ若い母がいた。
最後に私と目があうと、彼女は軽く会釈した。
顔を上げた彼女の口元がほころんでいるのを確認した私は大きくうなずきながら、
大丈夫だよと、心でささやいた。

こうして私が担当する最終回が終わった。

市役所の担当者さんが来てくださり
「お疲れ様でした。お父様はいかがですか?」
と、声を掛けてくださった。
私は 「おかげさまで、今日はデイサービスに出掛けました」
と、応えると
「お父様が元気になられましたら、また復活して下さい。お待ちしてます。」
と、嬉しいことを言ってくださった。

私がする公的なお約束は、父がデイサービスに出掛けてくれて達成できる。
そのため、私には突然のキャンセルに対する心配が常に付きまとっている。
4か月児健診に関しては、突然行けなくなるようなことはなく無事に終わることができた。

これで、綱渡りのようなハラハラドキドキがひとつ減った。

辞める時期を、年度末ではなく風邪が流行する前の12月末にした私の判断は正しかったと思う。

忘年会

忘年会へのお誘いについて、メールが携帯に届いた。
「こころ」について勉強をしていらっしゃる方々で開催される忘年会だ。
私が、ご縁を頂きそこのお手伝いに伺ったのは6~7年前のことである。
その後、数々のイベントにお誘い頂きながら、
大学が忙しかったり、父の介護が始まったりで、
なかなか伺うことができずにいた。
ようやく久しぶりに顔を出すことができたのが、昨年の忘年会だった。
そんなご無礼な私を、お集まりの皆さんは温かく迎え入れて下さった。

今年の忘年会にもお誘い頂いたことは、とても嬉しく思う。
ここは、いつでも私を受け入れてくれるであろう場所であることを、私は確信している。

だから私は、安心して素直な気持ちを乗せてメールを返信することができた。
それが、次の文章である。


「父の変化に対応するための体力を温存」と、言いましょうか、
「出掛けるのが難しそうな時間帯に予定を入れて、
ちょっと頑張ってみる」ということが出来なくなりました。
付き合いが悪くて、ごめんなさい。
でも、そんな状況の私をご心配なさらないで下さいね。
たとえば、「趣味は何ですか?」と聞かれたならば、
おそらく今の私は「読書と介護」と答えるでしょう。
のんびりと充実した時間を過ごしながら、今の状況にも満足してます。
「これが自己肯定感てヤツかもしれないな」と、ふと思ったりもしております。
皆様にもどうぞよろしくお伝えください。

2019年秋の読書しゅうかん

2019年秋
読書記録
貸してもらった本には☆をつけておく
『さよならの儀式』 宮部 みゆき
『罪の轍』☆ 奥田 英朗
『わたしのいるところ』 ジュンパ・ラヒリ/著 中嶋浩郎/訳
『いつか王子駅で』堀江敏幸

つい先日の経験
読んだ本の断片が意識に上がり、心がふわ~っとした。
しかし、それがどの本だったのか、
そして、どんなあらすじだったのか思い出せないのだ。
あー、やばい。
年をとるとは、こういうことか。

どれだ?どれだ?と読書記録を見ながら記憶を辿り、
行き当てることができた『あひる』(今村夏子著)の中に収録されている「おばあちゃんの家」と「森の兄弟」を再読した。
初読みとは違った味わいを楽しめた。
あー、年をとるのも、わるくない。

84歳

米は「お粥」、スープは「とろみ」、おかずは「ソフト」

しかし、ケーキは誤嚥せず上手に食べる。

84歳(2)

最後の誕生日になるかも知れぬ
と、思ったのでケーキを用意しておいた。

84歳(1)

昨夜8時、
私は「明日、誕生日だね。ケーキを買ってくるね」と、ベットに入った父に告げて出かけた。
閉店間際、滑り込みセーフのケーキ屋、ウィンドウには歯ぐきで噛めそうなショートケーキが鎮座していたので助かった。

父の記憶力が健在であることは、今朝、「ケーキをください」と、はっきりした口調で彼が主張したことによって確認することができた。

ケーブルテレビ

先週、火曜日(2019.10.8)夕方、
私は、父の様子を見ておかしいと思った。
車いすから便座への移乗がヘタクソになっていたのだ。

次の日、水曜日(2019.10.9)朝、
ベットで横たわっている父に「おはよう」と、私は声を掛けた。
やはり、おかしいと思った。
ベットから車いすへの移乗がヘタクソだったのだ。

ああ、いよいよかな?ぼちぼち来たかな?
私は父の死を意識した。

さて、今日が最後になるかもな・・・と、思いながら
馴染の喫茶店に連れて行ってやった。
いつもの席まで車いすを押していき、煙草に火をつけてやった。
帰り道は、ふわ~と、頭が後ろに倒れてきたので、
「いい人生だったね」と、声を掛けてやった。

家に戻って、父をベットに横たわらせた。
父の孫たちが異変に気づき、彼のベットを覗きに来た。
一人は「有給消化で、今日は休み」と、
もう一人は「今日のバイトは午後から」と。

「ほら、孫たちが居るよ。優しい孫たちだね。よかったね」と、
私は父に言ってやった。

なんだ、かんだで、
その優しい孫たちに付き添われて、父は病院へ行くこととなった。
彼は、孫たちのおかげで、またもや一命を取り留めた。

今回は右脳梗塞だった。
父は入院し、5日間の点滴治療が開始された。

そして今日(2019.10.15)、点滴の針を抜いて退院の許可が出た。
私は、一刻も早い退院を切望し、さっさと父を連れ帰ってきた。

急いで退院させたのは、父について次の三つのことを私が思ったからだ。
一つは、父が、父のテレビを恋しがっているだろう。
二つ目は、行き慣れたトイレでウンチをしたいだろう。
三つ目は、もう一度、煙草に火を点けてもらいたいだろう。

父は自宅に到着すると野球速報に釘付けだ。
退院の日1

そして、わずかに動く左手でチャンネル操作を兼ねたリハビリ。
退院の日2

二度の左脳梗塞に引き続き、右脳梗塞。
「全快の退院」とも言えない。
爆弾を抱えている感じ。

でも、まあ、父はもともと爆弾だ。
これまでの生き方の成り行き。
こんな感じで過ぎていく。

たまえさんに告ぐ

たまえさん、私の愚痴を聞きに一度こっちに来なさいよ。

あなたにとって最初の内孫にあたる子は30歳を越えました。
ずいぶん大きくなるまで夜泣きを繰り返した、あの女の子。
あなたは「カンノムシ」と言って、嫌な顔をしてましたね。
私はあの子を大事に育ててきました。
私と同じ苦労はさせまいと思って、あなたを反面教師にしていました。
あの子、何もわかっちゃいないのに、偉そうな口をたたくようになって・・・

(あっ、)
あの子のことで愚痴をこぼしたら、
「オマエの育て方が悪い」と、私はあなたに蹴落とされそうですね。
おそらく、私が傷つくのが関の山。
あの子の話をするのは、やめておきましょう。


あなたの夫は、一昨年の冬に二度目の脳梗塞を患いました。
後遺症が残り、右半身が不随です。
車椅子に座って1日中テレビを見て過ごしています。
週に4日デイサービスに通い、お風呂に入れてもらってます。
着替えを毎日しているので、今はもう臭くないです。

あなたが居て、あの人も自由に動けた頃が一番大変だったかもしれません。
あなたは「手を洗え」とか「袖で口を拭くな」とか、いつも怒っていました。

今はもう、あの人、自分で手を洗うことができなくなりました。
利き手が動かなくなったから、自分では何もできません。
食べものをこぼしても、私が見張っていて素早く拭きます。
あの人は、静かなイイ老人です。
冷蔵庫を悪さすることもなくなりました。
トイレのどこをどう汚したのかも、すぐに分かります。
私が、ずっと付き添っていますから。

思い出しました。
あなたは「あの人を置いて、逝ってもいいか」と、私に尋ねました。
そのとき私は言いました、「いいよ」と。

あなた、残念でしたね。
介護保険制度が始まる前でした。
私は幼子を育てながら婿にも気を使い、あなたとあの人を看るのは大変でした。
あのとき私は、早く終わってほしいと願っていました。
けっきょく、あなたはイイ人になれないまま逝ってくれました。


私は幼かった頃からずっと、あなたの愚痴を聞いてきました。
あなたがぶつけてくる喜怒哀楽は、私を制止させました。
あなたの呪縛によって選んだ人生を私は生きてきました。

なぜだか今日は、あなたに私の愚痴も聞いてもらいたいと、ふと思いました。
雪だるま式に増えた荷物も、あとは解けて減っていくことでしょう。
そんなふうに思えるゆとりができ、優しい気持ちになったからでしょうか。
57歳になった私の愚痴を、あなたなら理解できるのではないかと、
そんな気がします。

あぁ、でも、やっぱり来なくていいです。
眉間にしわをよせた怒りオバケ、現れなくて結構です。

私は愚痴をこぼさず、うまくやれるようになってきたと思います。


あなたから受け継いだもの、私で堰き止めることができているのでしょうか。

私の人生、悪くないです。
おもしろいと思います。
イケてるほうだと思います。

おそらく、あなたには、ちゃんと言ってなかったような気がします
「おかあさん,おつかれさまでした.ありがとう.」。

私の読書しゅうかん

フェイスブックのアカウントを削除した。
読むものを減らす行為は、ただそれだけ。

あれから私は本を読むようになった。

読むのは「父が家に居るとき」と決めている。
そうやって、物語の世界に迷い込むのは
介護をするときの「たのしみ」にとっておくのだ。

いまでは、介護が「たのしみ」なのか?読書が「たのしみ」なのか?
見当がつかないまでに、現実から意識が遠のいている。
それが、あんがい心地よい。

と、いうわけで、ここ2カ月
私にしては、すっげえ読んだので、
記録しておくことにする。
貸してもらった本には☆をつけよう。

『つみびと』 山田 詠美
『むらさきのスカートの女』☆ 今村夏子
『父と私の桜尾通り商店街』 今村 夏子
『こちらあみ子』 今村 夏子
『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』☆ 大島 真寿美
『平場の月』☆ 朝倉かすみ
『ひとり日和』☆ 青山 七恵
『ぞぞのむこ』 井上宮
『世にも奇妙な君物語』 朝井 リョウ
『星に願いを、そして手を。』☆ 青羽 悠
『人間失格』 太宰治
『あとは切手を、一枚貼るだけ』 小川 洋子、 堀江 敏幸

ワンピース

わーい、わい。
待ってました!
ワンピース到着♪
ワンピース
これで図書館に行ける!

あぁ、でも今日は土曜日、父が在宅なので行けない。
明日も父のデイサービスはお休みだから行けない。
まっ、いっか。いつかは行ける。


― 3日前のこと ―

春も、夏も、秋も、冬も、
昨年も、一昨年も、
ずーっと、私の服装はパンツスタイル。

介護するにも、自転車に乗って買い物に行くにも、
パンツスタイルは申し分なく動きやすい。
「レギンス+チュニック」は、とても私らしくて似合ってる。
と、思っていた。

だけど、ちょっと飽きてきたと言うか・・・
介護中心の生活、介護中心の服装に馴染みすぎて・・・

ちょっと、ワンピースなんか着てみたいな~
と、ふと思った。

ワンピースを着て、涼しげな顔をして図書館へ行きたくなった。

パソコン開いて通販サイトで涼しそうなワンピースを注文した。
プロフィール

うぃんく

Author:うぃんく
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