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毒親介護

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この本、一気読み。
おもしろかった。

私にとって、このタイトルの本を読み始めるには勇気が必要だった。
それは、現実を突きつけられて気分が悪くなったら、どうしよう~
という心配もあったからだ。

読み終わった感想は・・・
あーー、読んでよかった。笑えたわあ。
痛快な一冊。

この本に登場する人々は、様々な状況を抱えつつ、
なんだかんだ言いながら、親の介護を引き受けていく人たち。

「壊滅的」じゃなかったのでホッとした。
では、「再建的」か?と言うと、そうでもないような?
「前向き」というのとも、ちょっと違ってて
「しょうがないよね」と、好感が持てる。そんな感じ。

「耳が遠くなった親に高価な補聴器を買って与えても
すぐに外してしまう。
そこに怒り心頭するくらいなら、100均のメガホンを買えばよい」
という記述は、場面が思い浮かんで大笑い。

苦手な子育てをしたり、気を病んだ母を看取ったりして、私は今に至っている。
父には「車イスになったら施設だからね」と、言い放っていたのだが、
その車イスの父を介護するという新たなチャレンジも、間もなく「まる3年」。

いつからだろうか、私は「考えても答えの出ないことは考えない」とか、
「心配しても、自分ではどうすることもできないことは心配しない」とか、
究極なのは「何事も、いつかは終わる」とか、
そんな呪文を心で唱えるようになっていた。
介護に関しては「何のため?」「誰のため?」なんて考えても意味ないわ~
と、気づいてからは楽になったけれど、「世間とのズレ」のようなものは感じてた。

『毒親介護』を読んで、
「私、まちがってないわ」「私、けっこうイケてるじゃん」
と思えて、すっきりした。
そして、父や母のことを「愛しい変なヤツ」と思える余裕もできた。

2019年からの冬の読書

テレビから
「天気予報では、2月までが冬です。明日から春です」
との言葉が届いた。

そこで、「冬」というくくりの読書記録って
どうなっていたっけ?と、確認したところ・・・

あらら、晩秋からさぼってました(^^;

いや、いや、読書をさぼっていたのではなくて、
ブログにアップするのを忘れてました。
それだけ読書が珍しいことではなくなったってことかな?

紙ベースの記録は取っておいたんで、
それを載せておくことにしましょ。

2019年11月~2020年2月

『ことり』 小川洋子
(ほんわかと豊かさがにじむ。
芯のある印象に残る良い作品でした)

叔母様より郵送にてお借りしました。
『ひとり旅』 吉村 昭
『闇の華たち』 乙川 優三郎
(2冊とも、おもしろかった~)

文庫の会にてY先輩からのご紹介
『人生論ノート』 三木清
(ちょと難しかったけど、
読まないと三木さんとY先輩に失礼な気がして完読)

三木清さん理解のため購入
『読書と人生』 三木清

三木清さんの背景を知りたくなったので、購入
『京都学派』 菅原潤
(戦争に翻弄された若者たちがいた。三木さんもその一人)

『雪沼とその周辺』 堀江 敏幸
(本を開くと私は雪沼地区の住人でした)

文庫の会にてK先輩からのご紹介
『怖い絵で人間を読む』 中野 京子
(宮廷画家が描いた薄命な男児のか弱い手)

文庫の会にてY先輩からのご紹介
『社会的共通資本』 宇沢 弘文
(地域資源の捉え方、宇沢さんいいわあ)

『約束された移動』 小川 洋子
(小川さんの新作)

『やばい日本史』 本郷 和人
(ざっくりしてて良いけれど、のめり込み難かった)

文庫の会にてYちゃんからのご紹介
『一〇三歳になってわかったこと』 篠田 桃江
(折り合いのつけ方。「あきらめる」と「受け入れる」微妙な違い)

文庫の会にてK先輩からのご紹介
『某』
(深そうなお話し、どう落とし込もうか?)

叔母さんからご紹介いただいた吉村さん
『昭和の戦争Ⅰ 開戦前夜に』 吉村 昭
・零式戦闘機
・大本営が震えた日
(史実に忠実なフィクション、読み応えありました)

2019年秋の読書しゅうかん

2019年秋
読書記録
貸してもらった本には☆をつけておく
『さよならの儀式』 宮部 みゆき
『罪の轍』☆ 奥田 英朗
『わたしのいるところ』 ジュンパ・ラヒリ/著 中嶋浩郎/訳
『いつか王子駅で』堀江敏幸

つい先日の経験
読んだ本の断片が意識に上がり、心がふわ~っとした。
しかし、それがどの本だったのか、
そして、どんなあらすじだったのか思い出せないのだ。
あー、やばい。
年をとるとは、こういうことか。

どれだ?どれだ?と読書記録を見ながら記憶を辿り、
行き当てることができた『あひる』(今村夏子著)の中に収録されている「おばあちゃんの家」と「森の兄弟」を再読した。
初読みとは違った味わいを楽しめた。
あー、年をとるのも、わるくない。

私の読書しゅうかん

フェイスブックのアカウントを削除した。
読むものを減らす行為は、ただそれだけ。

あれから私は本を読むようになった。

読むのは「父が家に居るとき」と決めている。
そうやって、物語の世界に迷い込むのは
介護をするときの「たのしみ」にとっておくのだ。

いまでは、介護が「たのしみ」なのか?読書が「たのしみ」なのか?
見当がつかないまでに、現実から意識が遠のいている。
それが、あんがい心地よい。

と、いうわけで、ここ2カ月
私にしては、すっげえ読んだので、
記録しておくことにする。
貸してもらった本には☆をつけよう。

『つみびと』 山田 詠美
『むらさきのスカートの女』☆ 今村夏子
『父と私の桜尾通り商店街』 今村 夏子
『こちらあみ子』 今村 夏子
『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』☆ 大島 真寿美
『平場の月』☆ 朝倉かすみ
『ひとり日和』☆ 青山 七恵
『ぞぞのむこ』 井上宮
『世にも奇妙な君物語』 朝井 リョウ
『星に願いを、そして手を。』☆ 青羽 悠
『人間失格』 太宰治
『あとは切手を、一枚貼るだけ』 小川 洋子、 堀江 敏幸
プロフィール

うぃんく

Author:うぃんく
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